マダムオースカの宝石物語　vol197

梅雨に入り、うっとうしいお天気が続きますね。でも雨の日は、植木の水やりをしなくていいのでちょっぴり楽した気分で、朝食に時間をかけましょうか。また晴れた日は、少し早起きして暑くなる前にウォーキング、そしてミントティーでも飲んでスッキリ。梅雨の時期も楽しくお過ごしくださいね。
さて今日は6月のバースデーストーン、パールのお手入れのお話です。結婚シーズンの6月、それこそ汗をかくからと敬遠されそうですが、フォーマルシーンにはやはりパールですね。純白のパールは結婚式などの場を華やかに演出してくれます。またあなたを清楚で上品に包み込んでくれます。
カジュアルシーンでもロングのパールネックレス等、白のジュエリーは爽やかなイメージでとても素敵です。夏でも臆せずにお使いください。
大切なのはお使いになった後です。そのままケースに収めないで、パールの表面に付いた汗をよく拭きとってください。これは実は冬でも同じです。表面がカルシウム質のパールは汗などの酸が大の苦手。
表面に付いた汗や皮脂をそのままにしておくとパールを痛めます。でも心配しないで。お使いになった後は柔らかな布かパール専用クロスで軽く拭き取る。これだけでパールのテリを保つことが出来るのです。テリはパールの命です。夏でもパール、楽しくお使いくださいね。