

突然ですが、日本が誇る二大ジュエリーといえば、何でしょう?
ご存じですか、パールという答えが返ってきましたね。正解です。実はもう一つ日本が世界に誇れるジュエリーがあるんです。
それは、世界中のバイヤーがこぞって買い付けに集まる「宝石珊瑚」なんです。
珊瑚は世界各地で採れますが、日本の高知県沖で採れる珊瑚は、世界最高の品質を誇ります。
特に高知の赤珊瑚は他に類を見ません。「アカ」「モモ」という言葉は世界に通じる共通用語なんです。
前英国女王エリザベス2世は生後9か月に、ご両親からピンクコーラルのネックレスを贈られ、愛用なさったそうです。珊瑚には、健やかな成長、聡明、幸福、長寿の願いが込められています。
その願いの通りの人生をお送りになり、ネックレスは愛娘のアン王女へと受け継がれています。
長い時をかけて成長する「宝石珊瑚」は、1cm育つのに約50年といわれています。
光も通さぬ深海で静かに成長して行きます。採取された宝石珊瑚は、深い赤、排色、桃色、ピンク色、セピア、純白と世界の限られた深海環境が織りなす鮮やかな色を持っているのです。
私たち日本人も、もう一度この美しさに目を向けるべきなのです。

文/『ジュエリー文化』の伝道師
ジュエリーアドバイザー マダム オースカ 大須賀睦美
野口英世青春通り 定休日/火曜日・水曜日
