教えて!冠婚葬祭のジュエリーマナー

福島県会津若松市の宝飾専門店ジュエリーオースカです。

質の良いパールジュエリーをお探しなら当店にお任せください。

 

当店は、世界に誇れる無調色アコヤ真珠のブランド「WAKANA(和奏)」をはじめ高品質なパールジュエリーを多数取り揃えております。

ご自分へのご褒美や愛用のジュエリーに、お嬢さまやお孫さまの成人や就職、結婚などのお祝い、また19歳・33歳の厄年の贈り物としても最適です。パールはそれぞれに美しい個性をもった宝石ですので、実際にご覧になってお気に入りの逸品を見つけていただければと思います。

 

テリの良い美しいパールを求めて、会津若松市や喜多方市はもちろん福島、郡山市や県内外からもご来店いただいております。

 

フォーマルな場での真珠の役割

日本の皇族の女性たちが公式の場面で身に着けているジュエリーは、ほとんどの場合は真珠です。英国でもダイアナ元妃がパールのチョーカーネックレスを愛用していたことは有名な話。最近では、気品のある佇まいと優れたファッションセンスが大きな注目を集めているキャサリン妃もダイアナ元妃から譲り受けたパールネックレスやデザイナーズジュエリーなど若きプリンセスならではの素敵なコーディネートを楽しんでいます。

このように日本の皇室のみならず、英国の王室でも多くの方々に愛されているパールジュエリー。品格があって美しい真珠は、公の場にふさわしいジュエリーです。

 

 

お祝いの席、ゲストのジュエリーの装い方

 

フォーマルマナーは、公式の場や社交の場において相手を敬い、思いやる礼儀作法としての意味をもちます。結婚式や入学式などの慶びのシーンから卒業式や葬儀など厳粛な式や悲しみの場では、それぞれ装いにもマナーがあります。

例えば結婚式に招かれた際のジュエリー。華やかなだけではなく品のある装いを心がけましょう。まず、気をつけたいことは主役の花嫁さんを引き立てる装いであることです。生花を使った髪飾りやティアラなどは花嫁さんの特権なので避けましょう。結婚式において花嫁の色とされる白いドレスコードはNGとされていますが、パールはOKです

大きくブランドロゴが入ったものやカジュアルすぎるものも普段使いには素敵ですが、フォーマルな場では周りから浮いてしまうこともあります。

また、昼間と夜の結婚式では装うジュエリーも異なるので注意が必要です。昼間の結婚式では、写真撮影の際に光が反射してしまうこともあるためパールやトルコ石、サンゴなど落ち着いた品のあるジュエリーを選ぶといいでしょう。

夜の披露宴では、ダイヤモンドやゴールドなど夜の照明に映えるものがおすすめです。昼夜、どちらのシーンにも映えて、万能なジュエリーがパールです。フォーマルな場でのパールは真円に近いものが良いとされています。バロックパールと呼ばれる変形したパールはカジュアルな雰囲気になるので、二次会パーティーなどの席で着用すると良いでしょう。

 

 

ネックレスの長さで変わる見た目の印象

ファッションとのコーディネートでは、シンプルな服装には華やかなものを、豪華なドレスには装いのアクセントになるようにジュエリーを身に着けると全体のバランスがよくなります。

また、洋服とのコーディネートで大切な要素となるのはネックレスの長さです。ご自身の背丈やファッションに合ったネックレスの長さを身に着けることで、装いもぐっと洗練された印象に。

【チョーカー】首に沿う40cmぐらいの長さ

【マチネ】胸元あたり約60cmの長さ

【オペラ】ロングネックレス お腹辺り約80cmの長さ

【ロープ】腰の下辺り約120cmの長さ

 

パールネックレスは長さによってそれぞれ呼称が変わります。まずはチョーカーと呼ばれる首に沿うタイプのネックレスです。ちょうど鎖骨にかかるぐらいの長さで、標準的な長さのネックレスとして用いられることも多いです。フォーマルな場では、華やかなボリュームのあるロングネックレスも人気です。

マチネと呼ばれる約60cmの長さのあるネックレス。マチネは演劇やミュージカルなどの昼の興行のことで、デイタイムにふさわしい長さとされています。ワンピースに合わせると胸元辺りの長さになりクラシカルで上品な雰囲気に。約80cmの長さのあるオペラ。夜の興行が一般的なオペラは、夜の社交界やパーティーなどに用いられることも多く、ロングドレスなどドレッシーで華やかな装いにぴったりのネックレスです。

最も長いロープ。チョーカーの3倍120cmとボリューム感のあるネックレスは、背の高い方や近頃のトレンドとなっている着丈の長い上着にもお洒落にお使いいただけます。昼間は三連にしてフォーマルな長さに、夜は二連にしてカジュアルダウンして装いにアレンジをつけても楽しめます。

 

ウエディングドレスに一番似合うパールネックレス

 

花嫁さんが結婚式に身に着けるネックレスの定番といえばパールのネックレス。純白のウエディングドレスにはパールの白い光沢がよく映えます。ウエディングドレスにイミテーションのジュエリーを身に着ける花嫁さんもいますが、折角なら挙式後も手元に残る一生もののジュエリーを身に着けていただきたいと思います。

パールには邪気を祓うパワーが宿っているとされ、世界中で冠婚葬祭の際には真珠をアクセサリーとして着用しています。真珠には「無垢・健康・純潔・円満」といった宝石言葉があり、花嫁に幸せをもたらす宝石として親しまれています。

パールのネックレスの切れ目なく、円を描く形が縁を結ぶとされ、花嫁が身に着ける最高のジュエリーとされています。上品で顔映りもよいパールは純白のウエディングドレスと相性もぴったりです。

 

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お葬式・法事など悲しみの席でのジュエリーマナー

 

悲しみのお知らせは突然届くこともあります。いざという時に慌てないためにも心構えとマナーを知っておくことは大切です。ブラックフォーマルの場では、亡くなられた方を弔い、ご遺族の悲しみに寄り添う気持ちを服装で表現します。悲しみの場に、きらきら輝くダイヤモンドなど光を放つ宝石、ジュエリーは避けましょう。

「月の涙」ともいわれる真珠は、故人に思いを馳せる葬儀の場にふさわしいジュエリーとされています。真珠は葬儀の場でも控えめな美しさで、悲しみに寄り添ってくれます。葬儀の場で真珠を身に付けるのであれば、一連のネックレスとイヤリング(ピアス)は必須アイテム。指輪とお念珠まで揃えていただいて正装となります。真珠はさまざまなカラーがありますが、お若い方は上品なホワイト、ある程度年齢を重ねられた大人の女性には、落ち着いた気品のある黒蝶真珠やグレーの真珠もお勧めです。

真珠以外ですと、皇室やヨーロッパの王室では、故人を追悼するためのモーニングジュエリーとしてジェットをお使いです。オニキスや黒曜石など黒のジュエリーを葬儀に着けられることもありますが、これらはヨーロッパの風習からきているとされています。

 

お葬式や法事で手を合わせる際に用いるお念珠。念珠は、故人の供養を願う気持ちを表し、葬儀や法事に参列する時には、念珠をもつことがマナーとされています。また、念珠の数は108個あることから人間の煩悩の数とも捉え、念珠をもつことは煩悩を払い、魔よけや厄除けの意味もあるといわれています。

念珠を購入する際にはご自身の宗派を確認しておきましょう。「本式念珠」は、宗派ごとの本来の意味をもった念珠のことで、それぞれの宗派によって念珠の数や形、持ち方などが異なります。最近は、宗派を問わず使える「略式念珠」をお使いになる方も増えています。本式念珠と比べると珠の数も少なく、コンパクトなため片手念珠ともいわれています。念珠の種類には、真珠、水晶、黒檀、メノウなどがあります。念珠は本人の魂を表すものであることから人への貸し借りはタブーとされています。いざというときに備えてご自身の念珠を用意しておくと安心です。

一般的に念珠を譲ることはタブーとされていますが、唯一、珊瑚の念珠だけは代々受け継いでいけるお譲り念珠とも言われています。珊瑚はつやがなくなると磨いて新品に戻るからです。お譲りになる際には、珊瑚を磨き直し、房替えをしてご使用ください。珊瑚の念珠は仏具としてだけではなく厄払いや魔よけとしてお守りのように身に着けることもできます。粒の大きさや色によっても印象は変わってきますので、ご自身のお好みのものをお選びください。

 

 

 

 

当店は、「テリ・マキ・キズ・色・サイズ・形」の6つの視点で厳選したパールジュエリーを多数取り扱っております。自然の贈り物パールの魅力を手にとってご覧いただければと思います。パールは、女性にとっては欠かせない大切なジュエリーです。大人の女性のたしなみとして人生を彩る素敵なジュエリーを身に着けていただければと思います。

お客さまの魅力を引き立てるコーディネートしやすいパールジュエリーをご提案してまいります。皆様のご要望をきちんとお聞きしながら、ご満足のいく真珠選びのサポートを致しますので安心してご相談ください。

 

 

 

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