3月誕生石の珊瑚(コーラル)の魅力

福島県会津若松市の宝飾専門店ジュエリーオースカです。

お誕生日や結婚記念日など特別な一日に、ご家族やご友人への祝福や感謝の気持ちを込めて贈るアニバーサリージュエリー。

見た目の美しさはもちろん、肌身離さず身に着けられるジュエリーは時を超えて輝き続ける特別な贈り物。

ジュエリーオースカは、「ジュエリーで記念日を祝おう」をキャッチフレーズに、生涯にわたるハッピープロデューサーとしてお客さま一人ひとりの大切な記念日をプロデュースいたします。
お客様の「幸せな物語」をつくるお手伝いはジュエリーオースカにお任せください。

会津若松市、喜多方市はもちろん、福島、郡山市や県内外からも多くの方にご来店いただいております。

 

 3月誕生石の珊瑚(コーラル)ってどんな宝石?

真珠と並び海の2大宝石として親しまれている珊瑚(コーラル)。鮮やかな赤色や優しいピンク色、上品な白色など多彩な色を持つ珊瑚は、春の訪れを告げる花のように、見る人の心を明るく彩ります。また仏教における七宝の一つにも数えられ、帯留めや簪(かんざし)などの和装小物に用いられていたことから日本人にも馴染みの深い宝石です。

 

珊瑚は、海底100m以上の深海に生息する珊瑚虫の骨格が堆積(たいせき)して形成され有機質の宝石です。主成分はパールと同じ炭酸カルシウムで出来ており、研磨すると美しく輝きます。珊瑚礁を作る浅瀬に生息する石珊瑚(6本の触手をもつ六方珊瑚類)とは異なり、宝飾品に使われている珊瑚は光の届かない深海に生息しており、宝石珊瑚と呼ばれています。

 

 

珊瑚の歴史

海の奥深くで生まれる神秘の宝石として古くから親しまれてきた珊瑚。 珊瑚の発祥は、地中海沿岸とされています。地中海産の紅珊瑚は、古くから交易品として世界各地に運ばれ、装飾品や宗教的な儀式などに用いられてきました。日本に珊瑚が伝来したのは、7~8世紀頃、仏教伝来とともにシルクロードを渡り、聖武天皇に献上されたのが始まりとされています。正倉院には、聖武天皇が使用したとされる珊瑚のビーズがついた王冠が所蔵されています。

 

その後、江戸時代になると土佐藩で宝石珊瑚の採取が盛んになり、「TOSA(トサ)」と呼ばれる高品質な珊瑚がヨーロッパで人気を博しました。高知県の宝石珊瑚は、鮮やかな赤色と深い光沢を持ち、現代でも世界中から高い評価を受けています。

 

 

珊瑚の石言葉や宝石の意味合いは?

珊瑚の石言葉には「幸福」「長寿」「知恵」「安産」などがあります。古くから厄除けや魔除けのお守りとして信じられており、装身具や仏具などに使用されてきました。また、母なる海で長い年月をかけて育つ珊瑚は、強いエネルギーをもつとされ、長寿や健康に効果が期待できるとされています。

 

 

色彩豊かな珊瑚の魅力

珊瑚は、赤やピンク以外にも、白、オレンジ、黒、青など様々な色合いが存在します。それぞれの色合いが持つ意味合いも異なり、赤色は生命力や情熱、ピンク色は愛情や優しさ、白色は純潔や無垢、黄色は喜びや幸福、オレンジ色は活力や創造性などを象徴しています。

 

赤珊瑚生命力、愛情、情熱>

鮮やかな赤色が特徴の赤珊瑚。日本で採れる赤珊瑚は、地中海産に比べて、漁獲量も少ないため希少価値が高いです。 深い海で育つため、緻密で硬く磨いた時に出る艶が美しいと人気があります。日本産の赤珊瑚は、原木の中心を人間の骨のように白い色の「フ」が通っているのが特徴です。赤珊瑚の中でも特に深い赤色をした珊瑚は「血赤珊瑚」と呼ばれ、その希少性の高さから最も価値が高いとされています。

 

ピンク(桃色)珊瑚

愛情、優しさ

ほのかなピンク色から赤珊瑚に近い濃いピンク色まで幅広い色調をもちます。特にムラのない淡いピンク色を帯びたものは日本では「ボケ」、英語では「エンジェル・スキン(天使の肌)」の愛称で親しまれています。現在では採取が難しく、幻の珊瑚と呼ばれています。

白珊瑚純潔、清浄、無邪気

純白から乳白色まで幅広い色合いがあります。白珊瑚といっても「赤フ」と呼ばれる微かなピンク色が混ざったものが多いため、純白の白珊瑚は非常に貴重とされています。中部太平洋や日本沿岸、東シナ海、南シナ海、フィリピン・ベトナムなどなどの限られた海域に生息しています。

 

 

 

厄除けや安産のお守りとして珊瑚が人気の理由は?

 

珊瑚は、生命力や繁栄の象徴として、日本人の暮らしに深く根付いてきました。鮮やかな赤色は魔除けや厄除けの効果があるとされ、特に女性や子供を守護するお守りとして大切にされてきたのです。

 

厄除けのお守りに

古来より、珊瑚は厄除けや災いを払う力があると信じられてきました。その美しい赤色は、悪いエネルギーを払い清め、身を守るとされています。厄年の厄払いのお守りや受験・旅行など大事なイベントの際に、珊瑚を身に着けることで、心に安心をもたらすお守りとなってくれるでしょう。 

 

母子の絆を深める安産祈願に

語呂合わせから「産後(さんご)の肥立ちが良い」安産のお守りとしても愛用されてきた珊瑚は、母子の健康と幸福を願い、妊婦さんへの贈り物としても人気があります。生まれてくる赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を願って贈られる珊瑚は、母親の愛情と深い祈りを込めたかけがえのない宝物となってくれるでしょう。 

 

還暦のお祝いに

還暦は、人生の節目を迎え、新たな門出を迎える特別な年です。幸運と長寿の象徴とされてきた珊瑚は、還暦祝いにぴったりな宝石。還暦を迎えたご両親へこれからも元気に長生きしてほしいという願いを込めてプレゼントされてはいかがでしょうか。

 

日本を代表する宝石「珊瑚」

老若男女に親しまれている珊瑚。高級宝飾品の一つとしてリングやネックレス、イヤリング(ピアス)など様々なジュエリーに加工され、世界中の人に愛されています。また、伝統的な技法と現代的なデザインを融合させた新しい作品も多数登場しており、珊瑚の魅力はますます広がり続けています。

 

ジュエリーオースカでは、国産の良質な珊瑚を使用した珊瑚念珠やジュエリーなど幅広い商品を取り揃えております。珊瑚のことをよく知るプロのスタッフが、お客様一人ひとりのご要望に合わせた最適なお道具やジュエリーをご提案いたします。また、お客様の想いを形にするオーダーメイドジュエリーも承っております。世界に一つだけの珊瑚のジュエリーは、結婚記念日や誕生日などの特別な記念日やお祝い事にぴったりです。

 

 

珊瑚のお手入れや保管方法は?

珊瑚のモース硬度は3.5~4と他の宝石と比べるとデリケートな宝石なので、正しいお手入れと保管方法に気をつけましょう。珊瑚は、酸や熱に弱いという性質があります。汗や化粧品、香水などが付着すると、表面に傷がついてしまうことがありますので、珊瑚のジュエリーを身に着ける際は、化粧や香水を付けた後に装着してください。

 

珊瑚は比較的柔らかい素材ですので、柔らかい布でやさしく拭くことが大切です。汚れが付いた場合は、水に濡らした布で優しく拭き取ります。ただし、強い摩擦や洗剤の使用は避けてください。

 

また、直射日光や高温多湿な場所も珊瑚にとってNG。珊瑚のジュエリーは、他のジュエリーや硬い物と一緒に保管すると傷つく可能性があります。保管する際は、ジュエリーボックスや布製のポーチなどに個別に包んで保管し、相互の接触を避けるようにしましょう。

 

 

当店にはジュエリーコーディネーター、リモデルカウンセラー1級などの資格を持つ専門家が揃っています。皆様の疑問や不安に思うこともきちんとお聞きし、誠意をもって対応してまいりますのでご安心ください。お客さまお一人おひとりの人生を豊かにするハッピープロデューサーとしてお客さまに笑顔になっていただけるジュエリーをご提案してまいります。

 

 

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